明日から「春分」に入ります。
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「陽の性質」が強くなり、
体も活動的な方向へと変化していきます。
ただこの変化は、
体にとっては負担と感じることもあります。
本日はこの時期に起きやすい
体の変化について紹介します。
春分とお彼岸
まず簡単に春分の説明から。
春分は二十四節気の第4番目の節気です。
昼と夜の長さが等しくなる日。
また春分の日を挟んだ前後3日間を
「春のお彼岸」と呼びます。
春分の日はそのちょうど真ん中。
「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉通り、
厳しい寒さが落ち着き、
過ごしやすい気候へと
変わる節目の頃ですね。
陰陽の転換点
自然界は「陰」と「陽」のバランスで
成り立っています。
春分はそのバランスが拮抗し、
ここを境に一気に陽が優位になります。
体にも同じようなことが起こり、
・代謝が上がる
・「気」の動きが活発になる
・活動性が増す
といった変化が出てきます。
一方で、この切り替わりに追いつかないと、
不調として表れやすくなります。
「気」のアンバランス
過去記事でもお伝えしましが、
春は「気」の巡りが重要な季節。
この巡りが乱れると、
・イライラや気分の波
・胸や脇の張り
・眠りの浅さ
・頭や目の疲れ
といった状態が出やすくなります。
いわゆる「なんとなく不調」は、
このアンバランスが
背景にあることが多いです。
自律神経との関係
この「気」の巡りは、
自律神経の働きと重なる部分があります。
春分前後は、
交感神経が優位になりやすく、
また気温や生活の変化も重なります。
そのため自律神経のバランスが
崩れやすい時期です。
自律神経が乱れると
☑︎休んでも回復しにくい
☑︎理由のない不安感
☑︎疲労が抜けない
といった状態につながります。
この時期の過ごし方
春の養生でも紹介したように
この時期は無理せず
日常でできることをしましょう。
例えば
・呼吸を深くする
・軽く体を動かす
・夜はしっかり落ち着く
動かしすぎても、滞らせても、
どちらも負担になりますからね。
まとめ
春分は、心身ともに
変化の大きい通過点です。
いわゆる「揺らぎ」が出やすい時。
この時期は、
調子が上がる人と
崩れる人が分かれやすくなります。
その差は特別なことではなく、
日々の過ごし方の積み重ねです。
無理に何かを変える必要はありません。
まずは「今どう感じているか」に気づくこと。
何となくの違和感を放置しないこと。
鍼灸とともにこの時期を軽やかに乗り切って
新しい季節を楽しみましょう。
