本日はメノポーズ週間にちなんで
更年期と鍼灸というお話。
今日は早朝から晴れて
気持ちの良い朝でした。
メノポーズ週間って?
そもそも
Q.メノポーズって何?
メノポーズ(menopause)は閉経のこと。
Q.メノポーズ週間って何?
一般社団法人日本女性医学学会の
ホームページより抜粋します。
毎年10月18日は「World Menopause Day (世界メノポーズデー)」です。
1999年に開催された第9回国際閉経学会において21世紀を目前に高齢化社会の到来を受け、今後更年期の健康に関わる情報を 全世界へ提供する日として、毎年10月18日を「世界メノポーズデー」と定めることが、採択されました。
そして10月18日〜24日までの1週間が
「メノポーズ週間」と定められています。
本日で最終日ですけど
これを機に更年期とは何?
更年期障害って何?
など更年期についての話題をとりあげます。
更年期とは?
更年期とは閉経の前後10年を指します。
だいたい50歳頃閉経とすると
45歳〜55歳までの期間を更年期とします。
とはいえ個人差がありますから
自覚ない方やもっと長い方もいます。
この期間は女性ホルモン(エストロゲン)の
急激な減少により、
身体や心に様々な変化が起こります。
辛い症状の方もいらっしゃいますが、
閉経自体は病気ではなく、
女性が年を重ねると経験する
自然なプロセスです。
更年期障害って何?
ミドルエイジになると
不調が増えてきていわゆる「更年期障害」
と一言で済まされることがあります。
しかしこの不調はどのようなものでしょうか。
大きく二つに分けて具体的な例をあげます。
二つとは身体と心。
身体的症状
- ホットフラッシュ:急に顔や体が熱くなり、汗をかく
- 発汗や冷え:寝汗、急に体が冷える感じ
- 動悸:心拍数が急に上がる、心臓がバクバクする感覚
- 関節痛や筋肉痛:肩こり、腰痛、関節の痛みなど
- 疲労感:常に体がだるく、疲れやすい
- 頻尿や尿漏れ:泌尿器系の問題
- 便秘や下痢
精神的・心理的症状
- イライラ:自分ではないくらい怒ってしまう
- 落ち込み:ちょっとしたことで不安になったり悲しくなる
- 抑うつ:気分が落ち込んだり、無気力になる
- 不眠:眠れない、途中で目が覚めてしまう
- 集中力の低下:集中できない、物忘れがひどくなる
自然のながれ
以上のように更年期障害をあげてきましたが、
不調が続くと
”なんでこんなに不調ばかりなの?”
”大きな病気ではないのか?”
と辛く不安に思う方も多くいらっしゃします。
しかし「更年期」と言われる時期は
上記したように女性が年を重ねると通る
自然な過程です。
私もがっつりミドルエイジの中にいますので
「更年期障害かな?」と思うこともあります。
身体の変化に伴う症状は、
体が新たなステージに移行しているサイン。
このミドルエイジの時期は、
自分自身ををもっともっと大切にし、
心と体を労わる時期でもあります。
更年期障害は永遠に続くものではありません。
時間が経てば症状も和らぎます。
とはいえ
”「今」辛い”
”「今」どうにかしてほしい!”
と思うこともあるでしょう。
そのような時に鍼灸はお手伝いができます。
次回は更年期障害と鍼灸について
紹介します。
お辛い方は一人で悩まず
お気軽にご連絡くださいね。