セルフケア

【入梅(にゅうばい)】二十四節気とは違うの?

2024/06/10は入梅(にゅうばい)です。
本日は入梅のお話。
1週間の始まりですから
ゆるゆると雑談っぽく綴ります。


玄関先のアナベルは満開となりました。
紫陽花は雨が似合いますね。

入梅ってなあに?

いわゆる「梅雨入り」は
気象庁によって毎年発表されますが
入梅とは暦の上では梅雨に入ります、ということ。

昔の人たちはこの時期のことを
「梅の実がなる頃」と結びつけて考えていました。
「梅(うめ)」の花が終わって、
梅の実ができる頃になると
たくさん雨が降るので、
「梅」という字を使って「梅雨」となりました。
そして、梅雨の始まりのことを「入梅」と言います。

二十四節気とは違うの?

二十四節気については
度々記事でも取り上げますが
1年を24の時期に分けて、
それぞれに名前を付けたものです。
ルーツは古代中国にあります。

二十四節気の時期は
太陽の動きを基にして決められる固定の時期。

一方入梅はの本独自のもので
時期は大体6月中旬前後ですが
毎年変動します。
ちなみに2023年は6月11日でした。

入梅の時期から気をつけること

入梅、つまり梅雨の頃は
湿度か高まって東洋医学でいう
「湿邪(しつじゃ)」による不調が増えます。

食欲不振
眠気
怠さ
頭痛
めまい
むくみ

これらはこの時期だけの不調ではありませんが、
梅雨時期に出る場合は「原因」が
湿邪や水毒といった「水」
に関連するものが多いのです。

鍼灸では水毒や湿邪に対するアプローチも
得意とする分野の一つです。

梅雨の時期になると
上記のような不調が増える方や
ひどいむくみでテンションが下がる方。
美容と健康の両方の面からお手伝いします。

記事でもセルフケアを紹介していきますね。
さて1週間の始まりです。
今週も健やかに楽しくいきましょ。