二十四節気

【冬至①】陰陽と五臓のお話をちょっと

明日から二十四節気の『冬至』に入ります。
2024年12月21日〜2025年1月4日まで。

本日は久しぶりに二十四節気のお話。
東洋医学のお話も交えながら
冬至に気を付けることなどを綴ります。

今日は概要から。
次回は冬至におすすめの食べ物や
セルフケアを紹介します。

冬至って?

まずは簡単に冬至の説明。
冬至は1年の中で夜が最も長く、
昼が最も短くなる日です。
地球が太陽の周りを回る動きによって、
大体毎年12月21日頃になります。
この日を境に少しずつ
昼の時間が長くなっていきます。

だから冬至が嬉しくて。
寒いのが苦手で太陽が恋しくて。
(冬眠したい・・・)
この後はどんどん春に近づく。


毎朝空の写真を撮っているので
日の出時刻が早まるのを
心待ちにしているのです。

東洋医学的にみると

さて冬至は「陰」が最も盛んになり、
「陽」が少しずつ増えてくる頃。

ですから冬至は陰のピークであり、
同時に陽が少しずつ戻り始める
「新しいエネルギーの始まり」
の日でもあるのです。

昼(陽)が短く、
夜(陰)が長い冬至は、
自然界の中で陰陽の変化を
強く感じられる時期です。

陰の極みを経て陽に転じるのですが、
この大きな変動がある時期は
不調が増えます。

何故なら東洋医学では
陰陽のバランスが
日々の健康にとても影響する
と考えているからです。

日常生活でちょっとでも良いので
この「陰陽のバランス」を考えて
過ごすことが養生となります。

五臓のお話

陰陽ともう一つ東洋医学で
基本的且つ重要なのが
「五臓」のお話。

ブログでも紹介してきましたが、
肝心脾肺腎
の五臓です。

冬は「腎(じん)」が特に大切な季節。
「腎」は生命エネルギーを蓄える場所。
ですからこの時期は腎を守り
強化する生活をしましょう。

まとめ

以上本日は冬至について
東洋医学的な視点も交えながら
簡単に説明しました。

次回は陰陽のバランスを取るためや
本日記した「腎」を強化する
冬至頃におすすめの食べ物や
セルフケアの仕方を紹介します。

寒い寒い本格的な冬の到来。
冬眠はできないので
東洋医学的な要素を取り入れつつ
軽やかに乗りきりましょ。