本日は冬至のお話その②
食のポイントについて紹介します。
冬至って12月21日だけのことではないんですよ。
2025年1月5日の小寒に入るまでの期間、
つまり2025年1月4日までが冬至です。
ですから12月21日に
”ゆず湯にはいれなかった〜”
”冬至らしいことできなかった〜”
という方もこの記事を読んで
今日から冬至の養生をしていきましょ。
患者さんからいただいた柚子と
たくさんのみかんたち。
みかんも粘膜の潤いに
効果が期待できますよ。
食のポイント
食べるものは黒いものや
体を温めるものがおすすめです。
前回の記事で五臓のお話の中で
腎を強化する生活をしよう!
と綴っています。
「腎」は五行説において「黒と関連があるため、
黒い食材が腎を補うので黒を意識して摂りましょう。
また陰の気が強い冬場は
陰陽のバランスを取るために
温かいものも積極的に摂りましょう。
黒いもの
- 黒ごま
- 黒豆
- 海藻類(昆布・わかめ・ひじきなど)
- 黒きくらげ
などが日常で摂取しやすいもの。
その中でも特におすすめなのが黒ごま。
黒ごまは体を潤す作用も期待でるし、
疲労回復・老化防止でも注目されています。
例えばこんな感じで普段使いできます。
・ご飯にふりかける
・黒ごまペーストを使う
・お菓子で使う
・お餅と一緒に食べる
温めるもの
- 羊肉:冷えや体力低下に効果的
- 鶏肉:特に手羽先や骨付きがおすすめ
- 生姜:全身を温め、冷えを改善
- ニンニク:温める効果が高い
生姜やニンニクは薬味として
鍋やその他の料理に簡単に使えますね。
個人的なおすすめは
大根+蜂蜜+生姜
をお白湯で飲む。
潤いと温め効果が抜群。
喉の粘膜によく効くので
喉の違和感やちょっとだけイガイガする、
という時ぜひ試してみでください。
冬至といえば
冬至の前になるとスーパーでは
かぼちゃが並びますよね。
冬至にかぼちゃと食べるのは何故?
と調べると諸説ありますが
主に三つ理由があるようですね。
- 栄養面
- 保存性
- 運気アップ
冬は風邪をひきやすいので
栄養価の高い(ビタミン類・食物繊維・カロリーなど)
と重宝されますね。
また保存が効くので秋に収穫して
冬場まで持つから冷蔵機能がなかった
時代では便利だったのでしょう。
そして運気アップ。
「ん」がつく食材を食べると
「運」を呼ぶと言われていたそう
(ネットで拾ったものです)
かぼちゃは「南瓜」でなんきん。
「ん」が二つもつく!
ということで運気上昇の野菜の代表。
かぼちゃ料理の中でも小豆と一緒に煮る
「いとこ煮」はおすすめですよ。
小豆は体を温めて邪気払いもしてくれるので
ミドルエイジの女性には特におすすめです。
まとめ
以上今日は冬至の頃におすすめの
食について紹介しました。
上記したものはおすすめですけど
そればっかりでは偏ります。
色々かきましたが、
「旬」のものをしっかり食べよう!
で良いのかもしれません笑
次回はお灸などのセルフケアや
やった方が良いことなどを
紹介しますね。