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【啓蟄②】この頃から出始める不調とお灸

昨日は立春頃から春に多い不調の
特徴やセルフケアや養生
について語りましたが、
今の時期も同じようなケアが有効という
お話をしました。
【啓蟄①】春の始まり

本日は春本番の今から
出始める症状の特徴と
おすすめのお灸を紹介します。

冒頭の写真は桃の節句用。
まだ元気に咲いてくれています。
桃の花は春を感じさせてくれますね。

啓蟄の頃からで始める症状

3月4月に起こりやすい不調は
新しいことが始まる不安
によってメンタルと身体の両方の
不調が増えます。
具体的にはこのような症状。

  • トイレの回数が増える
  • 眠れない
  • 食欲低下
  • 便秘や下痢
  • 持病の悪化

当てはまる項目はありますか。
3月は卒園卒業シーズン。
また産休が明ける方も多いでしょう。
新しい生活が始まる期待感をとともに
不安も増えます(潜在的だったとしても)

その心の状態がダイレクトに
精神面に現れたり
身体の不調にあって現れたりします。

落ち着かせるお灸

今日は手のお灸を紹介します。
「内関(ないかん)」というツボです。
このツボは今後も多く登場しますので
今からマスターしておいてほしいツボ。


手首のシワから指3本分の場所です。
(人差し指・中指・薬指)

内関に気持ち良いなと感じる程度の
熱さのお灸をします。

内関はメンタル面の不調の中でも

  • 落ち込みやすい
  • くよくよ悩む

といった場合に使います。

またお灸はそれ自体が
気持ちを落ち着かせる助けとなります。


毎日決まった時間にお灸をしてください。
日々の積み重ねでじんわり効いてきますよ。

心と身体は一つ

心が落ち着いてくると
身体の不調がなくなるのは
よくある話です。
その逆もしかり。

心身一如(しんしんいちじょ)
心と身体は別々の部分ではなく、
統一体であるという考えです。
心の状態が身体に影響し、
身体の状態が心に影響を及ぼします。

心が疲れきってしまう前に
お灸やツボ押しなどで
日々の養生をしましょう。

この先新生活が始まり
「五月病」と言われるような
本格的な不調が現れる前に
今から気をつけていきましょう!

※お灸が初めての方は
専門家の指導を受けてから
行ってくださいね。