6月21日は「夏至」でした。
陽の気が一年で最も高まり、
昼がいちばん長くなるこの特別な節気。
「小暑」が始まるまでは
6月24日もまだ夏至の間。
二十四節気では「夏至」は15日間続くので、
今もなお「陽のピーク」を感じながら過ごす時です。
体の奥が熱を持ったように感じたり、
心がそわそわ落ち着かないような、
そんな感覚がある方もいるでしょう。
”蒸し暑いし外出したくない!”
という方へ。
涼しい部屋で過去に書いた「夏至」関連のブログを、
読みながらこの時期の過ごし方を考えてみてください。
陽のピークに注目
2023年の記事では「陽が極まる」ことを中心に、
- 火の性質と心との関わり
- 冷たいもの・冷房対策
- 睡眠の質
などを軸にかきました。
夏は「心(しん)」が優位の季節。
など東洋医学のお話もしています。
このようなお話が好きな方は
のぞいてみてください。
⏩【夏至】夏のはじまり!
静かに生まれ始めている「陰」
先日は夏至を別の視点で綴りました。
陽極まり陰となる
という考えのもと、
陽のピークだからこそ
「静」、内向きの養生をしよう、
という内容の紹介しました。
おすすめのお灸も紹介しています。活動的な季節に、あえて“静けさ”を取り戻す、
といったところでしょうか。
季節のめぐりの中で整える
毎年訪れる「夏至」ですが、
その時々で自分の体調も、
気分も、かれた状況も違うもの。
だからこそ、毎年少しずつ違う「夏至の自分」
に寄り添っていくことが、
自然と調和して生きる、
ということなのかもしれません。
体と心の声に耳を澄ませながら、
静かに自分を整える時間を持てますように。
ひとこと後記
今日から梅雨が戻ってきそうですね。
蒸し暑い日が続き
気分も鬱々とするかもしれませんが、
そんな時鍼灸がちょっとでも
軽やかになるお手伝いとなりますように。

今日のアナベル。
満開です。
もう直ぐ終わりだな。
