明日6月21日(金)は二十四節気の夏至。
7月5日までの期間が夏至です。
本日は東洋医学的な夏至のお話。
夏至は二十四節気の中でも有名どころで
知っている方も多いと思いますが、
簡単におさらいから。
夏至って?
夏至は一年のうちで昼が最も長く、
夜が最も短い日です。
地北半球では6月21日頃。
太陽が真東から昇り
真西に沈む日で、
太陽の高度が最も高くなる日でもあります。
夏至を簡潔にまとめると
- 北半球では毎年6月21日頃
- 一年で昼の長さが最も長い
- 一年で太陽の位置が最も高い
- 北半球では夏のはじまり
今朝の5時前の空。
夏だなあと嬉しくなる朝でした。
陽気が高まる時期
夏至は想像通り陽気が最も高まる時期。
体内の陽気も盛んになります。
過剰な陽気は熱を生み出しやすく、
体内の水分が不足しがちです。
特に子どもはその存在自体が
「陽気」の塊なので
水分補給に気をつけてあげましょう。
遊んでいるとついつい水分を摂らないのは
子どもたちあるあるですよね。
熱中症予防としても是非
いつも以上に口うるさく!していきましょう。
気持ちも昂ぶる時
また陽気の高まりは「温度」だけでなく
気持ちの昂りにも注目して欲しい。
夏は屋外でのイベントも多く
エネルギッシュに動き回れそうな時期。
同時に「ハメを外す」方も多く見られます。
楽しいことは良いことですが
陰陽五行では「喜」びすぎると
「心(しん)」を傷る(やぶる)
と表現されます。
「心(しん)」は夏の季節に
影響を受けやすい場所。
興奮しすぎると血圧も上がりますし、
不安や不眠にもなりやすい。
陰陽のバランス
陽気が高まると同時に陰の気は
下がりやすくなる時期。
日常生活で陰の気を関連する言葉は
・静止
・冷
・暗さ
・下降
・内向きのエネルギー
など。
陽気の高まりで示したように
夏至の頃はエネルギーが外へ外へ向く時。
陰陽のバランスが崩れやすくなります。
地に足をつけてしっかりと
内向きの矢印も保持したいですね。
夏はキャンプなどで
土や川に入ってグランディング!
がおすすめです。
本日のまとめ
以上東洋医学的な視点から
特に陽気の高まりをお話しました。
他の視点からも語りたいのですが
長くなりすぎて笑
次回は夏至の頃の養生として
夏の過ごし方を紹介します。
さて昨日今日と最高気温が30度前後。
湿度も高くいよいよ今週末は梅雨入りらしいです。
我が家のアナベルも瑞々しく
旬の「今」を美しく生きています。
私たちも体全体で季節の移り変わりを感じつつ
健やかに楽しく過ごしましょ。