4月後半の金曜日。
新しい生活に入った方は
そろそろ慣れてきましたか。
本日はこの時期にぴったりの言葉、
揺らぎについて綴ります。

先週の八重桜。
もう葉桜になっていますね。
揺らぎ
まず簡単に「揺らぎ」という言葉について。
揺らぎは一定ではなく、
ゆるやかに変化すること。
例えば風がそよぐように、
感情や体調がゆれ動く・・そんな状態でしょうか。
自然にも人の心や体にも
「揺らぐ時」、それが春から夏になる頃。

満開になる前のツツジ。
新緑とピンクが入り混り、
期待が膨らみます。
1. 季節はうつろう
ここ最近真夏日にような日がありますが、
朝晩はまだ冷えますね。
日中の陽ざしの強さと朝晩の冷えとで
春と初夏が混ざり合うような日々。
私は朝空を毎日撮影していますが、
空の色や光や風の匂ひなど
自然は少しずつ、でも確かに変化しています。
そんな季節のうつろいに、
心地よさと期待とともに、
時に不安や焦燥感を感じることがあります。

4時台でも明るくなってきて、
5時50分頃には太陽がしっかりと
顔を出すようになりました。
2. 心もからだもゆらぐ時
自然が移ろうこの時期、
人の心や体もまた、
敏感に揺らぎやすくなります。
なんとなく疲れやすい
眠りが浅い
気分が不安定
ミドルエイジにとっては、
ホルモンバランスの変化も重なり、
まさに外と内両方からの
揺らぎを感じる頃です。
3. 揺らぎは悪いこと?
揺らぎは自然なこと。
自然界もいつも一定ではありません。
風が吹き、雨が降り、陽が差す。
そのバランスの中で生命が育まれていきます。
私たちも同じ。
ゆらぎながらちゃんと前に進んでいます。

可愛らしい花で楽しませくれた桜は、
今度は新緑で心を満たしてくれる。
確実に変化をしている。
4. お手当て
そんな「揺らぎの時」にこそ、
鍼灸の出番です。
鍼やお灸は体の内側に
あなたにとっての調和
をもたらしてくれます。
血のめぐりを整え、
自律神経をやさしく調節して、
乱れたバランスを整える、
そんなお手当てです。

5. ゆらぎを、味方に
年齢を重ねるほどに
変化は避けられないもの。
でもそれを「不安定」なものとして
排除したり見なかったことにする、のではなく、
「今の自分の声」として受けとめてみる。
まずは心からスタートです。
”今ゆらいでるな”
と感じながら声に耳を傾けてみる。
鍼灸はその声にそっと寄り添い、
整えるお手伝いができます。
一緒に揺らぐ季節の
揺らぐ心と体を整えていきましょ。
ひとこと後記
前回の記事から随分と空いてしまいました。
実はPCが危篤になっており
急遽新しいPCをお迎えしたのですが
危篤状態の旧PCからのデータ転送が大変でして。
なんとか寿命のあるうちに
転送ができたのですが、
その後のセットアップも色々、
何事も予測と早め対処が大事だと
痛感したのでした。
またポツポツ記事をアップしますので
引き続きお付き合いくださいね。
