ようやく晴れましたね。
久しぶりに太陽を拝めました。
やっぱり日の出を見らえると
1日のスタートダッシュが違う気がします。
来週から入学式や入園式や
新学期が始まります。
新社会人の方はすでに
新生活がスタートされていますね。
本日は新しい環境で頑張る、
お子さんの手当てのお話。
(大人のセルフケアはまた次回)
子どもの手当てといえば
「身柱(しんちゅう)」
ブログ後半では
Q.何故1つのツボで子どものケアができるのか?
その理由にも触れています。
この時期に出やすいものは、
こんな感じ。
- 不安がっている
- 奮しすぎている
- 熱を出しやすい
- おねしょをする
ママ(パパ)のお手当てで
子どもの心と体を整えていきましょう。
どうしてツボ1つで良いの?
上記で書いたように、
身柱は子どもの心と体の不調に
よく使われるツボです。
Q.何故ツボ1つで効くの?
子どもはまだ「経絡(けいらく)」という
ツボを結んだ「エネルギーの道」が、
完成されていません。
ですから小児鍼灸では、
経絡の道を意識するよりも、
1つのツボからエネルギーが、
広がるイメージで施術をします。
例えば水の中に物を落とすと、
波紋ができますよね。
あの波紋のように
どこか1つツボを選んでお手当てをすると、
エネルギーが広がるのです。
身柱の場所
首を下に向けて首のあたりを触った時、
最もボコッと出ている所が、
第7頸椎棘突起といいます。
そこから下に1.2.3と続くのが、
胸椎棘突起になります。
名前は覚えなくていいので、
首を下に向けたときぼこっと、
出たところを⑦番として、
1.2.3と触って③と④の間が身柱です。
「お手当て」
身柱はお灸をするのが効果的ですが、
お灸が難しい場合は手を当てましょう。
「お手当て」です。

イライラが強くて「キー!」っとなるお子さんは、
この付近をガーゼなどで少し強めに、
皮膚が赤くなるくらいこすると良いです。
お手当てのポイント
ポイントは2つ。
- お手当ての長さ
- お手当をするタイミング
子どもは「陽気」の塊で、
エネルギーが循環しやすい。
(大人のように不摂生をしていませんものね)
だから刺激(鍼灸や手当てなどで)を多く与えると
怠くなったり疲れたりしています。
そのため1つのツボで、
お手当て時間を短くするのが大事。
長くても5分以内に終えましょう。
もう1つはのポイントは時間帯。
おすすめは寝る前。
家事やその他のことは一旦置いて、
お子さんとじっくり向き合うこと。
身柱に手を当てたりお灸をしたりして、
”大丈夫”
という気持ちを込めて、
お子さんと向き合ってください。
今日は金曜日。
週末にかけてじっくりお手当てをはじめて
新生活もそのまま継続してください。
まずはよきスタートがきれますように。
青空と桜も見れました。