昨日まで春の不調の原因や
鍼灸でできることを取り上げました。
本日は美容と健康のために
春こそ巡る体を意識しよう!
鍼灸でお手伝いをします、
という内容を紹介します。
春はお肌も髪もくすみがち
昨日は春分を迎えいよいよ春本番。
ここからは自然界のエネルギーが、
どんどん動き出します。
春分の日のパワフルな朝空
昨日の記事でも説明しましたが、
春は「肝」が活発になり、
体が変わるタイミングです。
ですから自律神経が乱れやすく、
肌のくすみやむくみや吹き出物といった
美容トラブルも起こりやすい季節。
ですから冬の溜まった体を
しっかり巡らせて
ツヤ髪と美肌をめざしましょう。
気血水のバランス
東洋医学では、健康で美しい体を保つために
「気・血・水」のバランスを大切にしています。
- 「気」:気の巡りが低下すると疲れやすい
- 「血」:血の巡り不足だとくすみ・冷え・肩こりになりやすい
- 「水」:水はけが悪いとむくみ・重だるさ・肌の乾燥になりやすい
このうち春は特に「気」の巡りが滞ることで、
ストレスや自律神経の乱れが起こりやすく、
それが「血」や「水」の巡りにも影響を与えます。
巡る体へ
鍼灸では、ツボを刺激することで
気の流れをスムーズにし、
血流を促し、余分な水分を排出させて、
全身が軽やかに巡る体へ導くお手伝いをします。
巡りが良くなると、
顔色も明るくなり、
むくみが取れていきますよ。
そしてフェイスラインもスッキリ!
を目指しますよ。
髪やお肌の状態が良いと
気持ちまで前向きになりますよね。
あちこちで鮮やかな色の花が咲き始めました。
まとめ〜鍼灸がおすすめなのは〜
上記のように「気」の流れが乱れがちな春。
西洋医学的にみると、
この状態は「自律神経が乱れている」
と表現されると思います。
鍼灸ではツボやその他の場所を使って
これらの乱れを整えていきます。
鍼やお灸の刺激は表面的(皮膚そのものだけじゃなくて)
ではなく体の中から巡りを改善していきます。
お肌や表情の変化だけでなく、
体全体の軽やかさを実感できますよ。
春本番のこの時期に、
滞りをリセットして「巡る体」へと整えませんか?
次回のブログでは「巡る体」を目指して、
自宅でできる簡単なセルフケアをご紹介しますね。
