10月になり秋を通りこし
冬の気配すら感じる今日この頃。
この夏は冷たい飲食物+エアコンで
内と外の両方向から体は冷やされてきました。
この体を寒い冬に向けて整えるために、
秋の過ごし方がとても大切です。
本日から数回に分けて
東洋医学的な秋の過ごし方を
紹介していきます。
秋もこの本で
夏の過ごし方シリーズ同様
宮下宗三先生の『江戸の快眠法』
に沿って説明していきます。
『江戸の快眠法』では秋の過ごし方を
4つ項目に分けて記されています。
- 暮らし方
- 心の使い方
- 衣服
- 秋の食事
記事でもこれに沿って①〜順番に説明します。
本日は①秋の暮らし方のお話。
起きる時間と寝る時間
秋分を過ぎて寒露の時期から
夜の方が長くなっていますね。
夏の暑さの名残を感じる時もありますが、
冬に向けて陰気が盛んになる時です。
”陰気を養うためにも、
早寝を心がけるようにしましょう”
(『江戸の快眠法』より抜粋)
とあるように
暗くなったら寝る!
が大切。
寝ている間に体は修復されます。
成長ホルモンは寝ている間出る!
と聞くと成長期じゃないから関係ない、
と思うことなかれ。
お肌の修復も夜の睡眠によって、
変わってきますよ。
そして朝は夏よりも少し遅めの早起き。
日の出も遅れているからです。
こちらは今朝5時38分の空。
それが数分後にはこんな空に↓
今時期は5時40分頃がおすすめです。
要は太陽が出ると起きて沈むと寝る!
このシンプルな生活が一番ですね。
出来るだけ近づけるよう、
早寝とちょっぴり早起きを心がけましょ。
秋の運動
暑さが和らぎスポーツをするのに、
とても良い季節だからしっかり動く!
と思っている方ちょっと待って。
秋は夏にたくさん発散させた「気」
を引き締めつつ、調和させていく時期。
そして冬に向けて準備をする時期なので、
激しく汗をかく運動よりも、
「気」を巡らせるような、
ゆるゆる運動を心がけましょう。
- ちょっとだけ早歩き
- 朝のお散歩
- 駅の階段を使う
などがおすすめです。
今日から実践していきましょう。
子どもと出かける時は
階段で競争します笑
この時期のおすすめ
その他秋の暮らしでおすすめなのは、
- ストレッチ
- 湯船に浸かる
- 湯たんぽ
毎朝もしくは寝る前に、
体を伸ばしてあげて
緊張した心と体を解放しましょう。
湯船にゆっくり浸かるだけでも、
1日の疲れがとれますよ。
まだ冬物の布団には早いかもしれませんが
朝晩はとても冷えます。
湯たんぽを上手に使って、
ぬくぬく温まりましょう。
まとめ
本日は「東洋医学的秋の過ごし方」のうち
暮らし方について紹介しました。
活動的だった夏にブレーキをかけて、
適度にゆるめながら、
寒い冬に備えていきましょう!
次回は心の使い方編を紹介しますね。