セルフケア

【秋分②】鍼灸で心と体に潤いを与えましょ

本日は秋分その②。
この時期のセルフケア、
心と体が潤うお灸
の紹介します。

ご自宅でも簡単にできるように
手にあるツボを2つピックアップします。

秋分その①で説明したように
この時期は潤いと調和がキーワード。
【秋分①】東洋医学的にみると

「秋の臓器」の働きと不調

秋分その①で書きましたが
秋に関連する臓器は「肺」。
東洋医学的では臓器としての肺だけでなく
「肺のはたらき」も含めます。
東洋医学的な肺のはたらきは

  • 皮膚の状態
  • 呼吸器系
  • 免疫系

が主にあげられます。

だから秋の不調では
✔︎風邪をひきやすい
✔︎咳や鼻水
✔︎肌荒れ
などが起こりやすいのです。

潤いを与えよう

たくさんあるツボの中で
今回は肺経(肺の経絡)の
尺沢(しゃくたく)を紹介します。

尺沢の位置
肘の内側にあります。
肘を軽く曲げた時に
内側にシワができますね。
そのシワの上で腱の外側(親指側)の
くぼんだところが「尺沢」です。

尺沢に熱く感じるまでお灸をします。
特に乾燥による喉の症状がある場合は
おすすめのツボです。

心の安定

セルフケアのキーワード2つ目は調和。
調和と言っても様々ありますが、
心の安定にポイントを置きます。
秋は「憂う」季節で気が落ち込みやすい。
心が不安定だと体も不調になります。

心と体の調和を取るためにも
メンタルが落ち着くお灸をしましょう。

内関(ないかん)を使います。
こちらも手にあるツボです。

内関の位置
手首のシワから指3本分上、
2本の腱の間にあります。
指で触れるとくぼみが感じられます。

内関にはじんわり温まるくらいの
お灸をしましょう。

鍼灸で心と体に潤いを

以上本日は2つのツボを紹介しました。
まだまだたくさんお伝えしたいツボはありますが、
まずは簡単に出来るてのツボにお灸をしてみましょう。

保湿剤でお肌を塗るのも良いですが、
鍼灸で体の中から整えていきましょう。
心に保湿剤は濡れませんしね笑


中々からっとした秋晴れが見れませんが
冬になる前にしっかりと秋を満喫したいです。

秋分の頃は湿度が高い時期から
乾燥の時期への移行期。

夏の疲れをとりつつ
乾燥と調和のセルフケアをして
秋を楽しく健やかに過ごしましょ。