セルフケア

【秋分①】東洋医学的にみると

2024年は9月22日〜秋分に入りました。
本日は東洋医学的に秋分の説明をして、
次回はこの時期に大切なセルフケアを紹介します。


先日の朝空
秋らしい朝焼けが見られました。
5時台がおすすめです。

秋分とお彼岸

まず簡単に秋分とお彼岸のおさらい。
秋分は十四節気の一つで、
2024年は9月22日〜10月7日まで。

昼と夜の長さがほぼ等しくなる頃。
冬に向けて日に日に夜が長くなっていきます。

お彼岸は祝日である「秋分の日」を挟んで
前後3日間のことです。
ですから秋分の日は彼岸の中日(ちゅうにち)
とも呼ばれます。

お彼岸の日にやってはいけないことや
由来などを調べると大変興味深いので
みなさんも検索してみてくださいね。

東洋医学的にみると

東洋医学では秋分の頃は
陰陽のエネルギーが均衡します
東洋医学では陰陽の調和
健康を保つために、
非常に重要だと考えます。
そのため秋分の頃は
体内のバランスを整えるのに
適した時期なんですよ。

しかしながら今年は特に
猛暑期間が長く
「陽」のパワーが強すぎて
とても冬の準備なんて気になれなかった。
(厳密にいうと自然界では
暑さの中でも秋に移行していたのですけど)

秋の臓器はこれ

秋は東洋医学で「肺」に関連する季節です。
「肺」は呼吸器系と関係が深く、
乾燥した空気や涼しい風が増えるこの時期に
影響を受けやすくなります。

秋分は乾燥が体に影響を与えやすいので、
肺を潤し乾燥から守るケアが重要です。

調和

上記したように秋分の頃は
「陰陽の調和」がキーワード。
このほかにも「心身の調和」も大切。
秋は
悲しい
寂しい
など憂う季節。

これも「肺」と関連する感情です。
陰陽五行では感情も臓器に当てはめて
説明しているんですよ。
(東洋医学は本当に面白い!)

ですから心が沈み易かったり
何となく涙が出る、
何となく悲しい、
感情が湧いてきやすい時期です。

心が沈んでいると
体も不調が出やすくなります。
心身一如ですから。

今日のまとめ

秋分の頃のキーワードは
潤いと調和。

鍼灸でお肌と心に潤いを与えて
心と体の調和をとっていきましょう。
次回はこの時期にオススメの
セルフケアを紹介しますね。


さて先週まで35度超えの真夏か??
でしたので体感的には昨日から突然
涼しくなったような気がします。

体がついていかない〜
という患者さんが多いです。

こんな時こそ鍼灸で
軽やかに乗り切りましょ。