明日11月7日から、
二十四節気では立冬に入ります。
季節は冬の入り口。
空気の質が静かに変わり、
体が内側に集まる季節です。
東洋医学では、冬は「腎」が働く季節。
腎は生命力の源で
心身ともに土台となります。
年齢を重ねるほど、
この腎のケアがとても大切になります。
そして立冬はその入り口。
季節が大きく動くこのタイミングで
しっかりと体を整えておくと、
本格的な冬に入ってからの心と体の負担がぐっと軽くなります。
無理に頑張るのではなく
日常生活で出来ることを継続する。
その「小さなひと手間」が、
後の大きな安心につながります。
特にミドルエイジになると、
- 寝ても疲れが抜けにくい
- 手足が冷えやすい
- 気力が減ってきたように感じる
- 不安や焦りが出やすい
そんな変化を感じやすくなります。
それは「がんばれなくなった」のではなく、
季節と身体のリズムが静に向かう時で、
自分と向き合ってしっかりと休息ととろう!
というサインかもしれません。
冬は外に向かっていたエネルギーを、
内側へ戻す季節。
無理に動かして消耗させるより、
じっくり育てる時期です。
次回は立冬のセルフケアについてお話します。
特に、
- 手足は冷えるのに顔はほてりやすい
- 夜中に目が覚めやすい
- 気力が以前より湧きづらい
- なんとなく疲れが取れない
そんな変化を感じるミドルエイジの方に、
やさしく効くセルフケアです。
無理をしないで、自分を愛でる小さな方法や、
自宅でできるお灸についてお伝えします。
本格的な寒さがくる前に
出来ることから始めましょ。
