好きなこと

【鎌倉で自然に触れる②】苔の石段 〜妙法寺編〜

本日は「鎌倉で自然に触れる」シリーズ2回目。
鎌倉訪問の目的はほぼこれ!
苔の石段のある妙法寺です。
苔好きはあちこちで公言していますが、
中々苔活ができていなかった。
ようやく自分の目で見ることができました。
※妙法寺の詳細はブログ最後に載せています。

人がいない!

妙法寺は住宅地の奥にひっそりと佇むお寺です。
普段もそんなに混まないようですが
7月5日の件があったからか、
紫陽花の見頃が終わったからか、
誰もいなくてびっくりしました。
(その後2人だけいらっしゃいました)


拝観料にはお線香も含まれています。
↑ここでお線香を立てます。


お庭は緑がいっぱい。

虫好き男子ここでも何かを見つけた様子笑

苔の石段を見上げる

そして遂に苔の石段に到着。
石段は想像以上でした。

濃い緑が一面に広がり、
静かに湿り気をたたえた景色に、
自然と呼吸が深くなります。

石段は保護のため立ち入りはできませんが、
眺めるだけでも十分。

柵の下から覗き込んで撮影。
苔好きさんは是非行ってほしい。

辿り着かない!〜出会い〜

実は妙法寺へ行くまでに
ちょっとしたトラブルがありました。
迷ったんです笑

妙法寺は鎌倉駅から徒歩15分程度、
とありましたがこの日は猛暑日。

息子もいましたので
無理せずバスで行きました。
バス停から徒歩訳3分のはずが、
辿り着かない!!

Google先生と歩いたんですよ。
(地図が読めない女らしい悲)
途中から息子がMapを見てくれました。
方向は合っている。
また私がスマホを見る。
辿り着かない(悲)

同じ場所を3往復した時、
住人らしき方に声を掛けました。
”ちょっと日陰で待ってくてださい”
数分のち何と一緒に行ってくれるとのこと!

”在宅ワークなんで運動不足なるから”
とこちらに気を遣わせない様に
素晴らしいご返答。

笑顔が眩しいその方と
道中色々お話しをしました。
最後に
”もしお時間があれば帰りに家へ寄ってください”
”隠れ家カフェがあるんですよ”
”お連れしますよ”

この炎天下の中(13時半頃)
お寺まで行ってくれてただけでも感謝なのに。
結局時間にゆとりがなくて
お寺の後はその方と再会出来ずでしたが、
必ずまたお会いしたいと思いました。

登った人だけの感動

苔の石段を堪能した後は
他の石段を登って上まで行きました。

階段を登って行くと、

こんな草むら?の中に境内がありました。
人がいない緑の中にただ「ある」。
贅沢な時間でした。
その後も山道を歩くと
水平線が見える場所に到着。


登った人だけが見られる感動。
と息子が申しておりました。

梅雨時の養生として

昨日も梅雨時の不調に触れましたが、
東洋医学でいう「湿邪」が出るこの時期は、
身体が重く感じたり、
気分が停滞しやすくなる季節。
軽く歩いて呼吸を深めることが養生になります。

妙法寺のような静かな場所で、
ゆっくり歩いて、ただその空気に身を置く。
気の巡りは自然と整っていきますよ。

おわりに

苔の緑に会いたくて訪れた妙法寺。
思っていた以上に心が落ち着き、
足取りも軽くなりました。

シリーズ最終回は、
旅の最後に立ち寄ったお店などの話を中心にお届けします。
日常に持ち帰りたくなるような、
やさしい時間をご紹介できたらと思います。

妙法寺について

妙法寺(みょうほうじ)は、
鎌倉市大町にある日蓮宗のお寺です。
「苔の石段」で知られています。
参拝者も比較的少なく、
静かに過ごしたい方におすすめの場所です。
苔の石段は保護のため立ち入りはできませんが、
遠くから眺めることができます。

住所:神奈川県鎌倉市大町4丁目7-4
最寄り駅:JR「鎌倉駅」から徒歩約15分
(もしくはバスで8分)
拝観時間:9:30〜16:30
(※季節や天候によって変更の可能性あり)
拝観料:300円(お線香付)