セルフケア

小寒の美容と健康〜寒さに負けない女子の養生法〜その3

小寒の養生法シリーズ最後は
この時期の美容ケアについて。
小寒の時期の美容のお悩みTOP3は

  1. お肌の乾燥
  2. 髪の毛のパサパサ感
  3. シミやクマが目立つ

ですからとにかく
潤ってこー!
と言うお話をします。

お肌の砂漠はどこから?

乾燥の原因は人それぞれですが
という前置きをした上で
この時期に多いのが水分不足です。
水分を摂っていますか?
こう聞くと
”はいお茶やコーヒーを飲んでいます”
と答えが返ってきそうですが
違う違う

ここでいう水分とはお水です。
お水飲んでいますか?
冬は特に意識しないと
圧倒的に水分不足です。


お水といっても冷たいものではなく
白湯はせめて常温のものを飲みましょうね。
私も毎朝白湯を飲んでいますよ。

潤いが足りないのは

お肌や髪の毛の乾燥の原因のもう一つは、
子宮の状態
月経前とか閉経後とか関係なく
子宮は女性の健やかさと
美しさのバロメーター。

こう言うと以前
Q.子宮を取ってしまった方は?
と質問を受けたことがあります。

答えは関係ありません
子宮という器は体内になくても
子宮と関連する経絡はありますので、
ツボを使って流れをよくすることで
「子宮をケア」していることになります

ですから月経あるないに関わらず
「子宮」を通る流れをよくして
潤う体にしていきましょ。
子宮が元気だと他の細胞も元気。
体の細胞が潤っていると
髪やお肌もツヤツヤになっていきますよ。
ですからまずは体の中、
とくに子宮を整えていきましょ。

潤うお灸

では子宮を潤すお灸をしていきましょう。
治療室に来てくださっている方なら
ご存知の三陰交のお灸です。
三陰交は子宮ととても関連のあるツボ。
記事でも何度も紹介するので
体に染み込ませてほしい。


温かさを感じるまでお灸をします。

三陰交の場所は
内くるぶしの上から指4本分か
内くるぶしを登りきったところから
指3本分のところです。

これはうちのこども。
わかりやすいので内くるぶしを
登りきってから指3本分にしています。

三陰交は子宮を潤すのに
とてもおすすのツボ。
他にはこのような症状にも。

  • 月経トラブル
  • 更年期障害
  • 未妊や不妊
  • 安産
  • 逆子
  • 冷え性

女性のトラブルにとって
大切なツボです。

乾燥対策は今日から

以上本日はこの時期に多い
乾燥に関すること、
特に「子宮」に注目しましたが、
もちろん体の他の臓器も
潤いが大切。
そして昨日まで語ってきたように、
冷え対策も重要です。
温めて潤す、
これが小寒のキーワード。

鍼灸は体の中から整えつつ
頭皮やお顔の鍼で直接
その場所を潤すという
2方向からのアブローチをします。

髪のパサつきがひどい
お肌のくすみがひどい
お肌を集中的にケアをしたい
クマやシミがひどい

と言う方は
美容鍼や髪ケア集中コースもありますので
ご相談くださいね。
いをりコースのご案内

さて小寒の養生シリーズは本日で終わりです。
寒さに負けず健やかに美しく過ごしましょ。