セルフケア

小寒の美容と健康〜寒さに負けない女性の養生法〜その1

週末は初雪が観測された東京ですが
冷え込みましたね。
まさに「小寒(しょうかん)」。

本日から前回の記事でお伝えしたように

小寒の美容と健康を以下の3つに分けて
綴っていきます。

  1. 美容

その1の今日は体に注目した養生法を紹介します。
キーワードは体の中と外を温めるです。

体の中から温める(食事)

主に2つのアプローチで体の中から温めましょう

  • 食事
  • 鍼灸

温かい性質を持つ食材は
例えば、生姜、にんにく、ねぎ、根菜類など。
これらの食材は体を温めて
血流を促進します。

寒い時期だから温かい物を摂るのは当たり前!
と思うかもしれませんが、
温かい部屋にいると冷たい飲み物を飲んでいませんか?
カフェではアイスコーヒーの方が
多くてびっくりします。

小寒の時期は冷たい食べ物や生冷えを避け、
温かい食べ物を中心に摂りましょう。

体の中から温める(鍼灸)

鍼灸で体の中から温めるといっても
直接内臓に鍼やお灸をするわけではありません
当たり前ですけど。
内臓に関連するツボ(皮膚上)を使います。
ツボの刺激によって内臓機能をアップして温めるのです。


この時期に大切なのは
東洋医学でいう腎。
(腎臓だけでなく腎のはたならきも入ります)
腎の機能を高めるために
腎と関連の深いツボを特に強化しましょう。

セルフ灸としておすすめなのが
足の裏にある湧泉(ゆうせん)

下半身が冷える
パワー不足
という方はまず湧泉のお灸をしましょう。

体の外を温める

体の外を温めるのは防寒ですね。
先ほども書きかましたが、
外出する時は寒いので
冷やすような格好はされていないと思いますが・・
よく見かけるのが足元!
足首が出ている方がいると
声をかけたくなります。

三首の話はご存知だと思いますが
首、手首、足首です。
この三首は冷やさないようにしてほしい。

この三首周りにはたくさんツボがあります。
特に首の後ろは東洋医学的に
「風邪(ふうじゃ)」という風の邪気が
入りやすい場所とされています。
風邪の引きはじめは首や背中がゾクゾクしませんか?

また足首周りは子宮と関連するツボがあり
女性にとっては絶対冷やして欲しくない場所。
子宮は女性の健康と美のバロメーター

暖房が効いた室内でも
レッグウォーマーなどをして
足首周りは外気に当たらないようにしましょう。

まとめ

本日は小寒の養生法の中で
体の中と外を温めようというお話でした。
他にもおすすめのセルフ灸がありますので
あなたにぴったりのツボを知りたい方は
一度ご相談くださいね。

次回は小寒の養生法のうち
心について紹介しますね。

寒さに負けず軽やかに乗り切りましょ。