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更年期症状と鍼灸②

本日は前回の続きで
更年期症状と鍼灸その②。

前回は更年期に出る不調の話や
鍼灸が得意分野であることや、
鍼灸でできることなどをかきました。
更年期症状と鍼灸①

今日は更年期症状におすすめのお灸や
過ごし方などを紹介します。

最初に注意書き

おすすめのお灸の前に
注意書きから。
更年期症状だけではありませんが、
どの症状にも個人差があります。
同じめまいでも原因は様々。
だからこの症状にはこのツボが効く!
とは本来断定できません。

今日の記事も一般的に
更年期症状で良く使うツボや
効果が期待できるものをとりあげますが、
それでも万能ではありません。
まずは専門家に診てもらってから
あなたに合うツボや治療を聞いてほしい。


ですから私がおすすめするツボやお灸も
鵜呑みにせずちょっと違うな、
と思ったら中断し専門家のアドバイスを
受けてくださいね。

という前提がありますが、
おすすめのツボを紹介していきますね。

更年期症状で多いお悩み

前回の記事でもあげましたが、
更年期症状もいろいろありました。
更年期症状と鍼灸①
これらの中で多いお悩みTOP3は

  • のぼせ(ホットフラッシュ)
  • イライラ
  • 不眠

一見バラバラのようですけど
ミドルエイジは女性ホルモンの減少や
その他ホルモンのバランスが崩れて
いわゆる「自律神経の乱れ」が
原因な場合が多いです。

長くなるので東洋医学的な説明は
置いておいて更年期の頃は
第一選択肢として三陰交のお灸

何度も紹介していますし
今後も紹介します笑
先日の記事で詳しく説明していますので
三陰交のお灸はこちらを参考にしてください。
【寒露②】そろそろ子宮温活始めていきましょ

熱いのは上だけ

もう一つ紹介したいのが
足の裏のお灸。

のぼせ・イライラ・不眠、
一見バラバラの症状ですけど
東洋医学的には同じ原因のことがあります。

例えば多いのが下半身の冷え
のぼせや発汗がある方も

足元は冷えていることはないですか?
お風呂に入って下半身は温めたいけど
上半身は氷を当てたいような感じ。

ですから足の裏のお灸で
冷えや上がった気血を下げる、
更に腎気(生命のエネルギーのようなもの)
を補うのもおすすめです。

足の裏の湧泉(ゆうせん)
のお灸は冷えのぼせや
不眠の方には特におすすめですよ。

もっといろいろなツボを紹介したいのですが、
まずはあなたの体が今どんな状態か?
をちゃんと見つめてほしい。

自分を知るところから。
知った後に治療や養生を
考えていきましょう。

自然治癒力を引き出す

更年期にに特化せずとも
年を重ねるごとに、
機能が衰えてくるのは自然のこと。
何もしないと重力に勝てない肉・・
筋力の低下、内臓機能低下など
現実が突きつけられます(ほんと!)

鍼灸は体が本来持っている、
「自然治癒力」を引き出す治療法です。

年とともに活発に使われなくなった機能を
動かせるようお手伝いをします。

まとめ

更年期の症状は個人差があり、
辛さもそれぞれ異なりますが、
鍼灸はその人の体調や症状に合わせて
カスタマイズできる治療法です。

お悩みの症状がある方は、
ぜひ鍼灸を取り入れてみてください。


まずはじっくりお話を伺うところから始めます。
更年期は今一度自分の心と身体に向き合う良いチャンス。
一人で悩まずにまずはお気軽にご相談ください。


今朝の空。
毎朝飽きもせず朝空写真を撮り
SNSに投稿しています笑
毎日毎秒空の顔が違うから。
飽きません。
よろしければちょっと早起きして
空を眺めてみてください。
それだけでも気持ちが変わりますよ。