東洋医学的な夏の過ごし方シリーズ。
本日は昨日の記事「心の使い方編」の続き。
セルフケアを紹介します。
夏の特徴は
最初に前回までのおさらいを少し。
昨日の記事で書いたように
夏は陰陽五行でいう「火」。
ですからに上に上に「気」や「血」
が上がりやすい時期。
気持ち的にものぼりやすくて
テンションがやけに高かったり、
いつもより強気になったりと
地に足がついていないような
ふわふわした感覚に陥りやすい。
また前回お伝えしたように
「喜」と「怒」感情がでやすく
too muchになると不調を起こします。
心を落ち着かせるケア
今回のセルフケアは
落ち着こう!です。
喜び過ぎるのも怒りも、
感情が高ぶっているので、
それらの気を下げて、
落ち着かせましょう。
それには足の裏のお灸が一番。
失眠(しつみん)と湧泉(ゆうせん)
この2つを押さえましょう。
↑の写真のうち失眠はかかとのツボ。
丁度かかとのカーブを半円として、
円の中心にあります。
湧泉は足でグーをしてシワが寄ったとこ。
どちらのツボもざっくりで大丈夫。
失眠と湧泉に熱くなるまで
お灸をしましょう。
足の裏のお灸
治療室ではこんな風に足の裏に、
たくさんお灸をすることもあります。
足の裏のお灸は体の上にあがった気を下げて、
体中の巡りを促すお手伝いをしてくれます。
また夏はエアコンで足が冷えやすいので、
足元から温めてくれる効果も期待できます。
ですから足の裏のお灸は
とてもおすすめですよ。
もっと簡単に
✔︎お灸に自信がない
✔︎お灸をする時間がない
✔︎家で火を使えない
という方へ。
火を使わないお灸(貼るタイプ)
で足首の三陰交に貼るのも良いですよ。
気持ちを下に下げてあげましょう。
本日のまとめ
以上本日は東洋医学的夏の過ごし方、
「心の使い方編」のセルフケアを紹介しました。
私は一年のうちで夏が一番好きです。
暑いし湿気も多いのですが、
夏生まれだから?
Tシャツで過ごせる時期が一番好き。
しかしやっぱりテンションが高くなり、
ふわふわした感じ(地に足が着いてない⁉︎)になります。
夏こそゆったり静かに過ごせるよう、
瞑想や好きな場所でのんびりするのも良いですね。
私は苔を愛でる時間が静かになる時。
みなさんは心が静かになる時間ありますか。
お灸が心を落ち着かせるための
手段になると嬉しいです。
次回は東洋医学的な夏の過ごし方③
衣服について紹介しますね。