セルフケア

【梅雨入り前にやっておきたいセルフケア③】〜お灸で手放そう!怠さ・むくみ・冷え〜

梅雨入り前のセルフケアシリーズ三回目です。
これまで梅雨入り前〜多くなる不調の原因を
東洋医学的観点から説明したり、
この時期におすすめの食事などについて紹介しました。

3回目の今日は湿度が上がるこの時期の不調のうち
特に怠さ・むくみ・冷えに注目します。
お灸やツボ押しでこの三つを手放しましょう!

雨の日でもお家で簡単にできるので
今日からぜひ取り入れてみてください。

冒頭の写真は昨年のアナベル。
今年も咲いて欲しい。

使うツボはこの三つ

はじめに今回おすすめの3つのツボを
簡単にまとめてご紹介します。
それぞれの場所や効能については、
次章で詳しく解説しますね。

  1. 足三里(あしさんり)
  2. 陰陵泉(いんりょうせん) 
  3. 三陰交(さんいんこう) 

ご存知の方はドヤ顔で読み進めてください!

ツボ①:足三里(あしさんり)

どんなツボ?
胃腸の働きを整え、
体力を養う“元気のツボです。
むくみ・だるさ・消化不良にも◎

場所
膝のお皿の下
外側のくぼみから指4本分下
すねの骨の少し外側。

おすすめのケア方法
お灸はちょっと熱めがおすすめ。
ツボ押しの場合は、
気持ちよい強さで押して10秒×3回。

ツボ②:陰陵泉(いんりょうせん)

どんなツボ?
水分代謝を助け、むくみや冷えに効果的です。
「湿」をさばくツボとしても有名なツボです。

場所
膝の内側にあります。
脛骨(すねの骨)の内側をなで上げていくと、
指が止まるくぼみの部分。

おすすめのケア方法
お灸は心地よい熱さで。
ツボ押しの場合は優しく押しましょう。
こちらも10秒×3回。

ツボ③:三陰交(さんいんこう)

どんなツボ?
女性のための代表的なツボ。
冷え・むくみ・月経バランスにも◎。

場所
内くるぶしの一番高いところから指4本分上。
骨の後ろ側のくぼみ。


ママさんの初めてのお灸講座でも
三陰交を使いました。

おすすめのケア方法
陰陵泉と同様に心地よい熱さのお灸。
ツボ押しは優しく10秒×3回。

まとめ〜お灸で「湿」を追い出そう〜

以上本日はこの時期の不調のうち
「怠さ・むくみ・冷え」対策を
お灸やツボ押しでする方法を紹介しました。
お気づきのように今回のツボは全て足にあるツボです。

「湿」は下から襲ってきます。
怠さやむくみや冷えを感じたら
まずは足元のツボからケアをしましょう。

毎晩湯船にゆっくり浸かるのも良いですよ。
それができない!
というママさん。
ぜひお灸やツボ押しを試してください。

無理なく続けられるセルフケアで、
梅雨を心地よく過ごしましょう。