Q.最近いつ深呼吸しましたか?
本日は旅で感じたあれこれや
東洋医学のお話などを綴ります。
先週末、長年の友人と伊勢・賢島へ旅に出ました。
名古屋から近鉄電車に揺られて約2時間。

車窓に広がる田園風景と
道中のやわらかな緑の色が、
日々の緊張から解き放ち
力を抜くことを教えてくれました。

梅雨の中心配したお天気も問題なく、
晴天でした。

可愛いポスト。
「撮り鉄」らしき方々がこれも
撮影していたので私も笑
話して「巡る」
今回はあちこち行かず、
ただ友人との時間を味わう、
「少し立ち止まる」ような旅でした。
電車の中からずっと話をしていました。
将来のこと、家族のこと、仕事のこと、
そして二人で叶えたい夢のこと。
普段なら忙しさにまぎれて口にできない思いも、
自然と言葉になりました。
「話す」ことは、それだけで気の巡りになる。
東洋医学ではそんな風に考えることもあります。
体の中にためこんだ悩みやあれこれを
話すことで巡らす。
自然のリズムに身をゆだねる
朝の空気、鳥の声、潮の香り。
五感がひらいていくのを感じました。

温泉に浸かってからだを温め、
美味しいものを味わい、
誰かと心を通わせる。
感情をそのまま出す。
それだけで、
からだは自分で整おうとしてくれます。

足が映ってしまっている笑
日常にちょっとした余白を
たった一泊でも、
心も体もふわっと軽くなった時間。
日々のルーティンの中で、
ついつい自分を後回しにしてしまう方。
家族のために頑張っている方。
ほんのちょっとだけでも
自分を丁寧に扱う時間を作れたら、
日常でも緩められる。
今回の旅で感じた養生のヒント。
鍼灸でこの養生のお手伝いができます。
日々の暮らしが軽やかになるよう
もっと工夫していこう、
とますますやる気になった旅でした。
ひとこと後記
深呼吸できていますか?
温泉じゃなくても、
湯船にゆっくり浸かる、
誰かに話を聞いてもらう、
季節のものを味わって食べる。
それだけでも、養生は始まっています。
自分だけの「余白」を作っていきこう。
