昨日の記事では白露の時期が
「乾燥のはじまり」であること、
お肌や腸などが潤い不足になりやすいこと、
などを東洋医学的視点からお話をしました。
⏩【白露①】潤っていこう
本日ははその続きとして、
日常でできる潤い補給の方法
をいくつかご紹介します。
食材、ツボ、日常生活のちょっとしたこと、
など自分のライフスタイルに合うものを
今日から取り入れてみてください。
潤いを補う食材
白露の時期におすすめの食材は、
- 体の内側から潤すもの
- 肺をいたわるもの
- 乾燥を防ぐもの
が中心です。
東洋医学の考えでは
白=肺に関係する色なので、
白色の食べ物(全てではないですけど)
肺を守り潤すのに良いとされます
例えば・・・
梨
水分が多く口や喉の乾きに良い。
東洋医学では肺を潤す「白い果物」の代表。
白きくらげ
喉・肺・腸の潤いを助け、
乾燥肌対策にもなる食材。
豆乳・豆腐
潤いを補う作用がやさしい。
注意したい食材
辛味・刺激物(唐辛子・香辛料など)は、
乾燥を促すことがあるため、
摂りすぎに注意です。
冷たい飲食物(アイス・冷たい飲料など)は
胃腸を冷やして消化力を弱め、
陰液(潤い成分)の消耗を招きやすい。
この時期からは常温か温かいものがいいですね。
ツボで潤いサポート
食材と合わせて活用したいのがツボ。
今回は肺の働きを助けるツボを一つ紹介します。
尺沢(しゃくたく)
ひじを曲げたときにできる横ジワの上、
親指側にあるくぼみです。
乾燥による咳や肌トラブル、
喉の不快感に役立ちます。
お灸ができる方は少し熱めで。
ツボ押しの方は気持ちよい程度に。
生活の工夫
・夜は早め寝る
・お風呂あがりの保湿を忘れないこと
・朝晩の冷え込みから首元を守ること
・ストレスケア・感情ケア
最後の感情ケアですが、
東洋医学では「悲しみ・憂い」が
肺に影響を与えるとされます。
好きな音楽や自然に触れる時間を持つなど、
心の潤いも大事にしましょう。
会いたい人に会う!
のもいいですね。

私の感情ケアは苔活。
苔図鑑を買ったのでそろそろ
苔の生態についても学ぼうと思います。
まとめ
白露の頃は乾燥のはじまりを教えてくれるサイン。
潤いを守るセルフケアは、
「特別なこと」ではなく、
毎日の小さな選択の積み重ねです。
食とツボ、そして生活習慣を通して、
自分の中にしっかり潤いを蓄えていきましょう。
