本日は「ローゼル」のお話。
先日患者さんから「ローゼル」をいただきました。

初めて見る姿と初めて聞く名前。
その鮮やかな赤い萼が美しくて、
思わず見惚れてしまいました。
ローゼルについて調べたくなり
その結果特にミドルエイジの女性に
ピッタリのお花だ、
と思ったので記事にします。
ローゼルとは?
ローゼルは、アオイ科ハイビスカス属の植物で、
ハイビスカスティーの原料です。
赤いお茶の色は花が咲き終わったあとの
肉厚な萼から抽出されます。
参考リソース

ローゼルにはミドルエイジのお悩みに
必要な栄養分が凝縮されています。
- クエン酸:酸味のもと。疲労物質の代謝を促し、
疲労回復と新陳代謝アップをサポートします。 - ビタミンC:抗酸化作用で体や肌のエイジングケアを助け、
ストレスで消耗しやすいビタミンを補給できます。 - アントシアニン:強力な抗酸化ポリフェノール。
目の疲れを和らげるほか、LDLコレステロールの酸化を抑制する効果も
研究されています。 - カリウム:利尿作用があり、体内の余分な水分を排出し、
むくみ解消に効果的です。
まさに、内側からサビない体づくりを応援してくれる
ハーブティーですね。
参考リソース
https://himitsu.wakasa.jp/contents/hibiscus/
https://www.lab.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/ro-zeru.html
https://www.lifet-select.com/shop/information/column_hibiscusroselle
ローゼルの花言葉
ローゼルの花言葉は
- 新しい恋
- 繊細な美
- 常に新しい美
鮮やかな色合いにぴったりな花言葉。
年齢を重ねても、
心が動く瞬間を大切にしていきたい
そんな想いに通じる言葉です。
参考リソース
東洋医学から見たローゼル
東洋医学的に見ると、
ローゼルは「酸味」「赤色」がポイント。
酸味は肝(かん)、赤色は心(しん)。
つまり、
・イライラや緊張をゆるめたい
・血のめぐりをよくしたい
・夏の疲れが残っている
などにぴったり。
ローゼルの酸味が
滞った気や血の流れを整えてくれます。
ハーブティーとして飲むと、
気分が軽くなるかもしれません。
また、この季節の乾燥による喉の渇きや、
便秘傾向の方にもおすすめです。

おわりに
いただいたローゼルを見ながら、
“自然の色はなんて力強いんだろう”
と感じました。

体を整えることも、
心を整えることも、
本来は自然とつながるところから、
とあらためて感じました。
鮮やかな赤い実が、
寂しく感じていた夏の終わりに
小さな元気と潤いをくれました。
季節に寄り添いながら、
日々を過ごしていきたいですね。
