本日は昨日の記事で紹介した
小寒の養生法のうち
この時期に起こりやすい
心の不調でおすすめなお灸のお話です。
とにかく足
頭寒足熱(ずかんそくねつ)
という言葉を知っていますか。
人間の体はこの状態だと
バランスが取れており不調がおこりにくいのです。
字のごとく頭は涼しくて
足(下半身)は温かい状態です。
どうですか?
この真逆の方が多くないですか。
現代人はただでさえ交感神経が優位で
頭の方へ血も気ものぼった状態です。
もともとも温かい空気は上へ上へといきますから
常に頭から湯気が出ている状態ですね。
こうなると下半身の巡りが悪くなり
足元が冷たーくなります。
益々頭ばっかりが働いてしますの悪循環。
そうすると不安感やイライラが募りますし
ストレスを感じやすくなります。
だからと心が疲れた時は
まず足の裏のお灸をしましょう。
こちらは治療室でのお灸。
慣れてくるとご自宅でも
足の裏のお灸ができますよ。
お腹のお灸
お腹特におへそ周りやおへその下は
以下の項目に1つでもあてはある方におすす。
下半身の冷えが強い
月経トラブルがある
気持ちが落ち込みやすい
更年期障害がある
低気圧の影響を受けやすい
お臍の下指4本分のところに
関元(かんげん)のツボがあります。
ここに温かいと感じるまで
お灸をしてください。
上記のチェック項目の通り
冷えや婦人科系そして心の不調にも
効果が期待できます。
まとめ
今日紹介した足とお腹のお灸は
小寒の時期だけにおすすめなのではなく、
様々な症状にも応用ができます。
だからお灸はおすすめなのです。
冷えやメンタルが同時ある場合
受診をするとしたら
婦人科、内科、心療内科
などがイメージされるかもしれませんが
東洋医学ではあなたの体を
丸ごと診て体の中から整えます。
本日紹介したのはほんの一部。
簡単にご自宅でできるものだけですが、
まずはお灸に触れてほしい。
冬はお灸を始めるのにとても良い季節です。
まずは足とお腹のお灸をマスターしましょ。
次回は小寒の養生、
いよいよ?美容について綴ります。
またお付き合いください。