セルフケア

【夏の過ごし方③】衣服編

本日は東洋医学的な夏の過ごし方その③
衣服編を紹介します。

本日も『江戸の快眠法』を元に
東洋医学的なお話をします。

「首」を大事にしていますか

今どんな服を着ていますか?
家の中だと素足に短パン、
半袖もしくはタンクトップ、
の方が多いでしょう。

本来なら夏は高温多湿なので
手足を出し薄着で過ごすのは良いです。


しかしエアコンが効いている部屋では、
足首や首や手首を冷やさないよう、
直接冷気が当たらないよう、
工夫する必要があります。

私の場合は自宅で短パンを履く時、
足首はレッグウォーマー
そしてスリッパを履きます。

外出時の工夫

外出する時はサンダルも履きたいですが、

長時間冷房に当たるのなら、
レッグウォーマーを、
持参するのもいいですね。

首に加え冷やさない方が良いのは、
肘や膝の関節周り。

大きなストールが便利です。
薄手のストールが一枚あれば肩や首、
足など体の色々な部分を覆えるので、
大変便利です。
室外では日よけにも使えますよ。

胃腸のケアは腹巻だけじゃなくて

もう1つ気をつけることは
特に胃腸が弱い方は重要。
今の時期は少し動くだけで、
汗をかきますね。
衣服が湿ったまま冷房に当たると、
体が急激に冷えてしまいます。

湿った衣服は東洋医学では湿邪(しつじゃ)
と呼ばれ、湿邪は脾胃が最も苦手とする
病気の外因です。脾胃は胃腸のことですから、
夏バテとも深い関係があります。
(『江戸の快眠法』より抜粋)

汗対策には『江戸の快眠法』
で書かれているように、
汗をかいたら着替えるのが一番!

在宅の方は汗をかいたらすぐ拭くと、
衣服が湿る前に対処ができます。
通勤通学で必ず汗をかく方は、
面倒!だと思いますが、
下着を持参して着替えるのがおすすめです。

健やかに軽やかに夏を過ごすためには
早めの対策や養生が何より大切です。

こどもの服装

基本的には大人と同じで、
冷房が効いた場所では、
「首」を冷やさないようにしましょう。

それでもこどもは「陽」の塊なので、
大人よりももっと汗をかきます。
気づいたら頭がびっしょり濡れている!
なんてことありませんか。


着替えが何枚あっても足りない。
それでもこまめに汗を拭いてあげて、
背中にはガーゼなどを入れて、
ガーゼの交換だけでもしましょう。

本日のまとめ

東洋医学的夏の過ごし方のうち
衣服について紹介しました。

炎天下では暑さ対策をして、
熱中症にならないように、
冷やすことは大事ですよ。

しかし涼しい室内にいても、
ついつい夏は冷たい飲食物を摂るし、
冷房もあるしで、
体の中と外の両方から冷やします。

ですから夏の方が冬よりも
寒さ対策は意識しないとできません。

ちょっとだけ服装も意識してみてください。
次回は夏の過ごし方その④、
食事について紹介します。